世界平和のために人が取り組むべきことがあります。
それはエレベーター・アクション。
もちろんファミコンとは関係ないやつ。
楽しくピコピコしてたら平和にならない気もしないではないですが、桃鉄になった途端に戦争が起きるのでリスクがあることも否めません。
そして一軒家に住んでいる人にも、あんま関係ないやつ。
マンションにおけるエレベーター・アクションが今回のテーマです。
さて。
僕が主張するエレベーター・アクションは次の通り。
【夜に帰宅したら1階のボタンを押してからエレベーターを出る】
これ、やってます?
え?やってない?
「なんでやねん!」
なんでや?
疲れ果てた体でエレベーターに乗ろうとした時、
“13階”
13階の住人はこの数字を見た時の絶望感を知らんのかいな?
13階からエレベーターが降りてくる永遠とも思える時間を待つ人の気持ちを知らんのかいな?
“12階”
12階の住人も同様!
自分さえ12階に帰り着けば後はどうでも良いのか?
オシッコが今にも漏れそうな人の膀胱のことなどどうでも良いのか?
オシッコを我慢するにも限界があることを知らんのか?
漏れる時は漏れるねんぞ!オシッコは!
さて。
ご理解頂けたでしょうか?
夜は殆どの人がマンションに帰ってきます。
となると、エレベーターが1階にあると利用者がスムーズに帰り着けるわけですね。
その為に必要なのが、エレベーター・アクションということです。
自分が住んでいるフロアに降りる前に1階のボタンを押しておくと、エレベーターは1階へ。
そうすると、ちょうど1階に降りたタイミングで帰宅する住民。
日中は仕事で理不尽な対応をされて肩を落としての帰宅。
「もう仕事辞めてぇ…」
なんて思いながらマンションのエントランスに入ると、
(チン!)
「エレベーターが迎えに来てくれたぁ!」
自分の為に世界があるかのような瞬間を味わいながら上昇するエレベーター。
「もう一度、仕事、がんばろ…」
一人切りの空間で呟く彼。
エレベーター・アクションが人の心に火を灯した瞬間である。
膀胱破裂寸前で帰宅する住民も少なくありません。
内股になりながら漏れないように急ぎ足で踏み入れたマンションのエントランス。
「膀胱が…俺の膀胱が、爆ぜる…」
(チン!)
「エレベーターが迎えに来てくれた!」
エレベーター・アクションが膀胱破裂を阻止した瞬間である。
はい。
いかがだったでしょうか?
エレベーター・アクションが織りなす人間ドラマ。
もちろん。
僕が降りる時に1階を押した直後、13階の人が乗ろうとすることも無きにしも非ず。
ただ、少なくとも膀胱破裂寸前で外出するような人はいないと思うので、膀胱破裂寸前で帰宅する人の為にエレベーター・アクションは続けようと思います。
あと、夜に中洲へ出勤するお姉さんにも迷惑がかかることもあるでしょう。
でも、少なくとも膀胱破裂寸前で外出するようなお姉さんはいないと思うので、膀胱破裂寸前で帰宅する人の為にエレベーター・アクションは続けようと思います。
さてさて。
次の人の為になるアクションということで紹介してみましたが、悪くないんじゃないでしょうか?
確率的に助かる人の方が多いでしょうしね。
もしかしたら本当に住民の膀胱を守る結果になるかもしれないですし。
もしかしたら本当に世界平和に繋がるかもしれないですし。