「余計なお世話だよ!」
なんて言う人がいます。
この発言は、ある時は正しく、ある時は正しくありません。
実際に本当に余計なお世話でゴチャゴチャと言ってくる人は存在します。
「え?それ、お前が言う?」
みたいな。
お門が違い過ぎて呆れちゃうくらいの余計なお世話。
「お前、俺のオカンかよ」
って気分になるやつ。
そんなアホたんこが現れたら(心の)背負い投げで対応します。
アホたんこは投げ飛ばすに限りますね。
さて。
本チャンの正しくない方の余計なお世話の話に進みます。
これはエゴちゃんが邪魔している時にありがちです。
「それって、○○だよね」
みたいなことを何気になく言った時に。
「余計なお世話だよ!」
って感情的になって言い返すパターン。
「聞いてないし!」
とか言ってしまうパターン。
これは言葉を受け取れない時にしてしまいがち。
何か指摘したとしても、
「あんたがそう思うんならそうなんだろ!」
なんて言うのはエゴちゃんが邪魔をしているから。
僕が思うってことは76億人くらい思うってことなんですけどね。
そんなことにも気付けない。
エゴちゃんに呑まれるとIQ落ちますからね。
理解できないんです。
「違う!そうじゃない!」
鈴木雅之ばりの勢いで否定するんですけど、否定する根拠がないか、もしくはペラペラ。
何か指摘された時にエゴちゃんに呑まれない場合は、
「違う!そうじゃ…いや、そうかもしれない…なんでそう思うんですか?」
ってなるんですよね。
人間の器が試される時。
相手の受け取りがたい言葉を受け取れるか。
これができない人は全員ダークサイドに堕ちていきましたよ。
確率は100%。
このことを僕は理解しているので、余計なお世話だろうが何だろうが一度受け取ります。
必ず、
「いや、そうかもしれない…」
って思考を挟みます。
そして、相手の主張が正しい理由と自分が意見を受け取れない理由を考えまくります。
すると、ほぼ100%自分の中のエゴちゃんに気付きます。
そりゃそうですよね。
指摘された時点で、指摘される理由があるんですから。
それを受け取れないと言うことは、やましいナニかがあるんです。
そのやましいナニか。
これを隠そうとしてエゴちゃんが暴れまわるんです。
「貴方はこんなこと言ってましたよね!」
攻撃材料を見つけてきて、相手を懲らしめようとします。
もうこうなるとお手上げ。
エゴちゃんに呑まれた暴れん坊です。
指摘されたことを受け取らないばかりか、相手をやり込めて優位に立とうとするんです。
こうなるとEQもダダ下がりして1とか2とか?
ただの嫌な奴になってしまいます。
優位に立とうと必死になればなるほど、どんどん小さくなる人間の器。
そこまでして何を得たいのか…。
何を得たいのか?
何かを得るために人は戦いを挑みますからね。
エゴちゃんに呑まれた時に始める戦いは、何かを勝ち取るための戦い。
・自分は人より優れている
・自分は否定される存在ではない
・自分は間違わない
・自分は正しい
・自分は人より偉い
こんなところですかね。
これらを得ることで、自分を保とうとするわけです。
別の言い方をすると、勝たないと自分を保てない。
そりゃ必死にもなりますよね。
エゴちゃんは自分の存在が脅かされるのを最も嫌うんですから。
そりゃ理性もトんでしまいますわ。
さてさて。
余計なお世話の話はいかがだったでしょうか。
“余計”に見える“お世話”に、実は貴重な気付きが隠されているんです。
だから僕は余計なお世話を止めないんですよね。
余計じゃないことを知っていますから。
ちなみに。
余談ですが、最近のエピソード。
僕は嫌われることを覚悟で耳の痛いことを言うわけですが、そのシーンを見ていた小学生が関心していたと言う話を親御さんから聞きました。
余計なお世話に価値があることを感得している小学生。
しゅごい。
エゴに呑まれている良い歳した大人に爪の垢を煎じて飲ませてあげたい。
マジで。
小学生より未熟な大人は、ここまで辿り着けていないでしょう。
エゴちゃんブログでは耳が痛いことしか書きませんからね。
ブログ書いてるだけでFBでブロックされるくらいですし。
普通に友達削除されるくらいですし。
フォロー外されるのは当たり前ですし。
ここまで読み進めることができた大人な大人は、
「余計なお世話だよ!」
って唾を飛ばしながら叫ぶ人を見かけたら言ってあげて下さい。
「それ、必要なお世話だよ」
って。
よろしくお願いします。