高い高い授業料〜ホーチミンより憤怒を込めて〜

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「なんて日だ!」

腰を入れて叫んでしまうほどに、
カルチャーショックを受けております。
ほんと、もうね「なんて日だ…」

と力なく項垂れているわけですが、
当記事はベトナムはホーチミンからお送りしております。
Siaの動画をYouTubeで流しながら片手間で書いているわけですが、
ほんとね~、初めて行く国では一瞬たりとも油断してはいけない。
ただの一瞬たりとも、である。

さて。
真面目に書いていきましょう。
昨日までは良かった。
奈良の実家で心行くまで睡眠。
家事手伝いをしっかりこなしてから、
おニューの靴を履いて意気揚々と梅田へ。
靴を買った店に行って、
担当してくれた人と雑談しつつ、
何だ彼んだの靴べら購入からの、
その人の旦那さんの話をしていたら、
まさかの小5と小6の同級生であることが発覚し、
何ともサプライジングなイベントに腰を抜かしながらも、
年末の同窓会の案内だけして、
これまた更に意気揚々と伊丹空港に向かいました。

トランジットの羽田空港→早朝にホーチミン。
取りあえずホテルに荷物を置いて市場へ向かいます。
朝の7時なのに、やたら人も多くて、
何よりバイクが腐るほど走ってる。
1マスクなしでは窒息しちゃうくらいの空気の中を進み、
市場を散策します。
何とも異国情緒溢れる雰囲気を楽しんで、
ちょっと市場を出たら急に声をかけられました。

「チョットマッテー!チョットマッテー!お兄さん!」

怪しい。怪しくないわけがない。
ベトナム人が使うチョットマッテー!ですよ?
これは関わると何か良くない事が起きる。
そう直感したのですが、
話をするだけなら命はとられんだろうと立ち止まってみます。
話を聞いてみると日本のテレビにも出たことがある、
観光ガイドのバイクタクシー屋さんらしい。
今まで案内した人のメッセージを書いた手帳を見せ、
テレビのシーンの写真を見せ、
案内してくれるスポットの写真を見せ、
やたら安全安心であることをアピールしてきます。
メッセージを読むと、本当に安全安心そうだったので、
とりあえず話にノってみることに。
2先ずは屋台のコーヒー屋さんで一服、
そして戦争博物館、歴史博物館、郵便局、
チャタム教会、ティエンハウ寺etc.
345それはもう、目まぐるしいながらも充実したツアー。
そしてコーヒー大好きな僕としては、
コースの一つの豆屋さんで買わないわけにはいかない!
ということで一番高級な豆を選んだわけですが、
1kgからしか買えないとのこと。
まぁ、しゃぁないか、ということで、
250g×4袋を買う事にしたものの、
豆のままと告げたと思ったら、
思いっきり挽いてますやん!
と、突っ込むこともできずに下唇を噛みます。
ほんま、めっちゃ噛んでます。
そして値段の確認が朧げなまま、
いくらかな~?高いかな~?

チュンさん「100万ドン!」
今ちゃん「あいや~!」


5600円である。
もう冷や汗やら、脂汗やら、
怒りやら、絶望やら何やかやが噴出したわけですが、
ここはもうNo!と言えない日本人全開ですわ。

「カムオン!」(ありがとう!)

と笑顔で店を去ります。
そしてスイッチを入れます。
これは勉強代。次に何かあるまでは楽しもう。
という感じで切り替えたつもりだったんですが、
コーヒー豆が入っている袋を見る度に、
マグマが噴火するかの如く怒りの感情が出て来ようとします。
マジで怒りとマグマの比喩は言い得て妙やで!
とりあえず、されるがままに山羊焼肉屋に行きます。
ここらへんからアンテナ張りまくり。
ヤギ肉を焼いてくれる店員さんをガン見しながらも、
7チュンさんの一挙手一投足を分析&分析&分析。
ここらへんから風俗の話をエロい顔で推してきます。

「安いよ!安いよ!」

片言の日本語でアピールしてきますが、
そこはすかさずネットで検索します。

「くっっっっっそ高ぇ~~~!」(心の声)

案の定!
もう、この時点で早く別れるモードに切り替えます。
そして値段の交渉です。
バイクタクシーの相場は調べていなかったのですが、
何かコミコミで400万ドンらしい。
23000円!
これも絶対高いので、根切ります。
そしたら相場の一覧を見せてきます。
一応、それは信用することにしても、
ぼったくり価格なので値引き交渉。

「美術館もお好み焼きもいらないから、
今直ぐ帰って300万ドン」
だドン!

といった感じで押し問答しながら、
何とか330万ドンまで値下げして、
日本円で18000円を支払いました。
チュンさんは日本円のレートに慣れていないらしく、
この計算を疑ってきます。
どんだけ銭ゲバやねん!と心で突っ込むも、
もうこちらはドSモードに入っているので、
睨みをきかせて黙らせます。

といった感じで一件落着したんですが、
バイクに乗っている最中も、

「もう10万ドンくれ」

銭ゲバである。
そして別れ際。

「チップで10万ドンちょうだい」
8
「なんて日だ!」

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著者プロフィール


世界300軒の人気カフェを巡り、珈琲と食と世界を変える飲食店プロデューサーの卵
世界のカフェライター イマオカシ
1980年奈良県生まれ 35歳
大阪大学大学院修了後、10年勤務した製薬会社を退職。
2016年1月より1年かけて世界の300軒を超えるカフェを巡る世界一周を計画。
大学時代に研究した「脳と味覚」と、営業で培ったコミュニケーションスキルを活かし、世界の珈琲や超健康になる食の情報や人生を楽しむためのコツを発信する。
帰国後はスーパーフードで超健康になる食をテーマに、癒しの空間をプロデュースする飲食プロデューサー兼カフェ経営者を目指している。
モットーは「仲間を豊かに」「食で世界を変える」「おもろいことを仕事にする」である。
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