羊肉と携帯にサヨナラを告げてモンゴルを後に。
次は北京を経由して上海。
空気が悪いので軟弱な僕としては回避したい都市なんですが、
フライトの都合上、上海に一泊しなくてはなりません。
せっかくなので上海観光を楽しむことにします。
とりあえずは小籠包でしょ、
ということで人民広場近くの店へ。
TripAdvisorの評価が高いだけあって、
昼前なのに行列ができています。
3種類の焼き小籠包があったので全部試すことに。
3種類揃うまで少し待って、
ようやく出来上がった!とワクワクし始めたところで、
何だか様子がおかしい。
想定以上にモリモリ盛ってくる。
モリモリっと、モリっと。
「はい!お待ち!」
的な中国語を店員さんが言ったと思うんですけど、
中国語と同時に差し出されたのが3パックの小籠包。
一段目。
二段目。
三段目。
簡素なお節料理みたいな構造になってしまいました。
お持ち帰りにしていたので重箱を片手に途方に暮れる僕。
店の前でサクッと3個平らげる予定でしたからね。
「あぅ!しゅごい肉汁!はふはふ!」
とか言いながら一瞬で平らげる予定でしたから。
想定外の事態なので、とりあえず茫然と立ち尽くせそうな場所を探します。
しばらく歩いて、閉店した店の前を目ざとく見つけた僕は、
足早に店の前に陣取り、重箱を片手に茫然と立ち尽くします。
そして、先ず息を整えます。
次に4という数字がメニューの端に書いてた朧げな記憶を思い出します。
それから肉汁が皮に吸われる前に食べるべきと判断を下します。
ようやく一つ一つ蓋を空け、小籠包を味わいます。
今思うと座っても問題なさそうな場所だったのに、
立ちながら左手に重箱、右手にお箸のような形に。
ここに来て、
「あぅ!しゅごい肉汁!はふはふ!」
をようやく言うことができました。
本当に凄い肉汁で、丁寧に食べたつもりが、
肉汁スプラッシュが炸裂してしまい、
大切なお洋服が肉汁まみれになってしまいました。
あいやー!なハプニングはさて置き、
味はめちゃんこ美味い。
肉汁と肉とカリカリに焼いた皮のハーモニー…。
こりゃ、たまらんち…。
といった感じで波乱に満ちたランチを終えました。
ハオチー!
さて。
本業のカフェを疎かにするわけにはいかないので、
ネットの情報を頼りにカフェ「C’est la Vie」へ。
チェーン系カフェに行くことが多くて、
テーマをチェーン系カフェを訪ねて三万里に変更しないといけないかな…、
なんて思っていた矢先に良い感じのカフェ。
拘りが感じられるので、
カフェ巡りしてるぜ!って気持ちになれます。
電源も使えるオマケ付き!
ありがたいぜ!
さらに天井の欠片も落ちてくるオマケ付き!
過剰サービス!
十分寛いだので人民広場を通って、
次の目的地「豫園」へ。
庭園好きとしては外せないスポットですわ。
中国4000年のお手並み拝見。
ちなみに庭園の周りはお店がいっぱい。
買い食いしたり、お土産買ったり、切り絵屋さんがあったり。
とりあえず閉店までに庭を満喫したいので豫園へ。
まぁまぁ、といった感じでしょうか。
狛犬は良かった。
そして本日二回目の小籠包。
酔っちゃうと、ついつい買い物をしちゃう。
ハンコも作っちゃう。
もう一軒カフェも行っちゃう。
と、後半はダイジェストにしてしまいましたが、
あまり中身はないので問題なし。
で、問題はこれから。
25時45分のフライトに向けて空港へ。
チェックインまでは無問題。
中国の異様に厳しいセキュリティチェックも流れるようにこなしました。
そして、問題のこの旅2回目のフライト遅延…。
まさかまさかの無期限遅延…。
ただ今、3時00分。
さっきのダイジェストは中身が無いんじゃなくて、
書く気力が無くなったわけですわ。
というわけで。
気力が復活するまで、しばしのお別れ。
再見!