嘘じゃないけど本当じゃない節〜マチュピチュ前の心のザワつき〜

爽やかな朝。疲労困憊の体。

動きたくないんですけど、マチュピチュに行かないわけにはいきません。
不運にも鉄道会社の都合でクスコからマチュピチュへは暫く電車が出ていません。
なので衰弱しきった体に鞭打って先ずは電車に乗るためにオリャンタイタンボへ。
乗り合いのコレクティーボというバンを使うのが定番なので、コレクティーボ乗り場へ。
一応出発する時間を確認すると、

おやじ「5 minutes」
わたし「Really? 5 minutes?」
おやじ「Yes, 5 minutes」

力強く答えたので問題なさそう。
全てとは言いませんが、海外の商売人は嘘と詭弁で成り立っているので疑わないわけにはいきません。
とりあえず乗ることにしたら5分くらいで出発。
一安心。
かと思いきや、直ぐに停車。
誰かを待っている様子。
暫くしてお客さんが乗ってきました。
そして出発。
かと思いきや、直ぐに停車。
誰かを待っている様子。
今回はかなり待ちます。
暫くしてお客さんが乗ってきました。
そして出発。
かと思いきや、直ぐに停車。
今回もかなり待ちます。
ちなみに乗り込んでから30分以上経っています。
暫くしてバンは満車になって出発。

さて。
彼の言っていた5分は正しいですが、40分くらいは正味出発していません。
スリッパで思い切り頭を引っ叩いてやりたいくらいの気持ちです。

「1分遅れた毎にイッパツじゃ!」

みたいな感じで。
余裕を持って出発していたので良かったですが、これがギリギリだったら完全にアウトですから。
7000円くらいのチケットがオジャンになった可能性もあったわけですから。
出発する時間聞いた時点で時間を気にしていると思わなかったのでしょうか。
そんなこと考えているとスリッパじゃ物足りない気がしてきました。
いやはや、本当に誠意を持って対応して頂きたいものです。

そんな体も気分も最悪の状態でオリャンタイタンボへ到着。
電車までの時間はレストランで高山病に効くというコカティーを飲んで暇つぶし。

IMG_3103

提供に15分くらいかかって、またしてもイライラしますが怒らない、怒らない、一休み、一休み。
コカティーを飲み干し、ようやく電車の時間になったので駅へ。
乗る前のチケット確認では日本語で対応してくれました。
なんてホスピタリティ!
しかも空いている席があったので移動させてくれた。
なんてホスピタリティ!
ペルーレイルだいしゅき!
正直、空港のぼったくりタクシーやら、さっきのコレクティーボのおっさんやらでペルーの印象は最悪だったんですけど、ここで一気に急上昇。
さすがに食当たりまでは水に流せませんが、気分上々です。
そして車内に流れる「コンドルは飛んで行く」を聴きながらリラックス。

中2の時にサイモン&ガーファンクルを聴いていたので、何だか感慨深いものがあります。
部活の卓球と稲中卓球部に夢中になっていた日々も鮮やかに蘇ってきますね。
そうこうしている間にマチュピチュに到着。
色々街中を見て回りたいところですが、如何せん体力は殆ど残っていません。
この日はリンゴだけ買って晩御飯に。
仕事を早く抜けて駆けつけてくれた彼女がリンゴを擦ってくれる妄想をしながらリンゴを齧ります。
本気で寂しくなりながら荷物を片付けて就寝。
明日はマチュピチュ遺跡。
満身創痍でマチュピチュ遺跡。
ひとりぼっちでマチュピチュ遺跡。

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