ベガス!
前回でラスベガス編に突入の予定だったんですけど、
少々「COFFEE Colab愛」が強すぎて語り過ぎてしまいました。
本来ならこんな感じの記事が度々あっても良いと思うんですけど、
良いカフェ判断の閾値が高いようなので、
足しげくカフェに訪れていても、
なかなかアツく語るパッションが湧き出てこないんですね。
アツく語る程ではないんですけど、
Colabに行った後に立ち寄ったカフェもなかなか良い感じでした。
ジュースに力を入れているカフェで、
野菜や果物の搾りたてフレッシュジュースを楽しむことができます。
お試ししてみたい人へのサンプルメニューもあります。
ジンジャーが入っていると取り合えず健康になった気がします。
僕はお子ちゃま舌なので一番のお気に入りはココナツジュースでした。
さて。
ロサンゼルスからラスベガスまではバスです。
一杯のコーヒー代を捻出するためには、
日々の弛まぬ節約が必要ですからね。
ちなみに飛行機を使うと$70くらいですが、
バスを使ったら$20のディスカウント価格で$5でした。
コーヒー15杯分の節約!しゅごい!
もちろん安かろう悪かろうなので、
決して良いバスではないんですけど、
そこは織り込み済みなので気になりません。
ただ7時間の道のりは、さすがにくたびれます。
ようやく着いた休憩ポイントはUFOの目撃スポットらしく、
道の向かい側にはグレイが看板のレストラン。
一応UFOを探してみたんですけど、そうそう都合よく見つかりません。
空を見上げている間に乗り遅れたらシャレにならないので、
早めに戻ってスタンバイ。
再び出発!のタイミングで、
乗客が何やら騒ぎ始めました。
どうやら一人若い男性が戻ってきていないようです。
ちょっとブレーキを踏んだものの、止まらないバス。
騒ぐ乗客。
そして運転手の喝!
「もう時間過ぎてんだから!」
この言葉を合図にバスは加速して道以外には何もない道を突き進んでいきました。
ざわつくバスの中で、唯一若い女性が爆笑していましたね。
僕としては運転手の衝撃的な判断に言葉を失ったままだったんですが、
いずれは笑い話になるだろ、ということで、
心の中で応援しておきました。
そこから走ること数時間。
ようやくラスベガスに着きました。
が、ホステルまでの道のりが大変です。
徒歩で50分。
レディング空港の時と比べると、
歩道があるだけ天国みたいな話なので、
道のりの長さは気になりません。
ただ、部屋に入った後が大変。
相部屋のゲスト数人が部屋の前でパーリナィ。
音楽ガンガンかけながら扉を開け放して騒いでいます。
心の中では全員正座させてお仕置きするイメージができあがっているのですが、
現実は度々光るカメラのフラッシュにイライラしながら耐えるのみ。
けっこう長い間騒いだ末に、
着替えて香水かけてクラブへ出かけていきました。
一緒に行くか?と誘われましたが、
クラブに行っても棒立ちになるのは目に見えているのでお断りです。
ようやく訪れた静寂。
快適になった部屋で落ち着いていたら、
若者のどんちゃん騒ぎに辟易していた相部屋のおじさんが戻ってきました。
どうやら外で様子を見ていた模様。
話好きなおっちゃんでフィリピンのFBI的なところで働いているらしい。
「アメリカはフィリピンに何もしてくれなかった!」
とドテル大統領が中国と手を結んだ背景を語ってくれました。
かと思いきやフィリピンのマンション買いたいなら手引きするよ?
みたいなお誘いもしてきたり今でも謎の人物。
そんな彼は妻が5人居たけど大変だったから今では1人に絞ったみたいです。
イスラム教に改宗すれば一夫多妻が可能だよ、
何て言われて、いやいやいやいや、と思ったのですが、
考えると同世代の知り合いは軒並み結婚して、
子どもがいるのは当たり前な状況。
ここで一発大逆転するには多妻という手もありか…、
という夢物語を夢うつつに夢想しながらラスベガスの初日を終えました。