ロサンゼルス2日目。
前日からのイライラを引きずりながら目指すのはUSH!
そう、Universal Studios Hollywood!
思い返せばUSJに行ったのは16年前。
吉野家のバイト同士で付き合っていた女性と、
もう一組の吉野家で付き合っていたアベックのダブルデートで行ったきり。
ダブルデートという言葉をタイピングするだけで気恥ずかしいですね。
何だか甘酸っぱい感傷に浸りながら目的地へ向かいます。
ちなみに一人テーマパークはパリのディズニー以来2回目です。
もちろん一人で行きたいわけではないのですが、
一人ぼっちだからしょうがないです。
というか特別行きたいわけではないのですが、
貧乏性が災いして、せっかくハリウッドに来たんだから行かなきゃ損でしょ!
という気持ちが僕を駆り立てています。
ちなみに入場料は僕の気持ちを試すかのような$110!
高い!高い!高い!
それでも僕の「せっかく来たんだからマインド」は折れませんでした。
というわけで。
開園少し前にUSHに到着しました。
先ず出迎えてくれたのは映画のテーマパークを象徴する像。
サクッと撮影してからハリーポッターのアトラクションへ急ぎます。
30分くらい待って入ったんですけど、先ずは杖を選ぶゾーン。
次々と杖から迸る魔法で不思議な現象が起こります。
花が枯れたりとか。また復活したりとか。
まだテーマパークにハマりきってないので、
冷めた眼差しで見ていたわけですが、
杖のゾーンが終わったらアトラクション終了でした。
「え…この茶番がアトラクション???」
てっきりクィディッチの選手になるかと思っていたので拍子抜けも良いとこです。
そもそも何も確認せずに入ってしまったのが良くなかった。
それでも杖が部屋中に所狭しと並ぶ店内は圧巻。
この部屋眺めるだけで良かったんですけど無駄に30分も並んでしまいました。
無念…。
といった感じで初っ端からつまづいてしまいましたが、
気を取り直してライドする方にも行ってきました。
こちらは期待通りで大満足。
ちなみに杖の茶番よりも並ばずに楽しめました。
ようやくノってきたところで、次はジュラシックパークです。
もちろん濡れるのは覚悟して向かいます。
最初はゆっくりと川下り。
そろそろ落下するのか?どうかな?
周りの恐竜を眺めながらドキドキしていたら、
何か予想外の場所で水が横からドバっと船内に入ってきました。
設計上のミスとしか思えないタイミングな上にパンツまで濡れるほどの水量。
ドキドキの感情は消え失せ、テンションが下がります。
水に濡れるのは覚悟していたんですけど、こんな濡れ方じゃないんです。
バッッシャー!と襲い掛かる水しぶきを、
何とか手で遮ろうと無駄な足掻きをして濡れるのが良いんです。
アメリカ人の雑な設計に、またしてもアメリカ嫌いポイントが加算されてしまいました。
ポイントを加算している間に本番の落下ポイントです。
ガタガタと音が鳴り響く登り坂。
自然とバーを持つ手に力が入ります。
動画が重くてアップできないので画像を貼りますが、
こちらが落下の瞬間です。
「ギャーーーーーー」
って言ってます。
落ちるってわかっていても怖いですからね。
冷静になんてなれません。
落下した後、水しぶきが拍子抜けだったなぁ…と、
落ち着きを取り戻した時の顔はこちら。
安堵。
恐怖から解放された時の表情ですね。
でも、その直ぐ後に襲ってきたのは、
パンツが濡れている不快感。
落下とは関係ない水で濡れてますからね。
「聞いてないよ~!」
と叫びたくなります。
それでもスリルは満喫できたので、足取り軽く次はトランスフォーマー。
近くでロボットが悪そうな声で喋っていました。
悪そうなわりにはサービス精神は旺盛でしたね。
このアトラクションでのトラブルは特になかったので、
特段記載することはありません。
あえて書くなら楽しかった!くらいですね。
この後はシュレックの4Dとか、
特撮の歴史を紹介するショーをこなし、
楽しみにしていたWater Worldへ。
ショーが始まる前の余興で、
スタッフがバンバン観客席に水を撒いていました。
けっこう容赦のない感じが面白かったのですが、
中国人っぽい団体は普通に嫌がって席を水の届かない所に移動していました。
中国4千年の歴史では培えなかった西洋の「ノリ」は今後の課題と言えそうです。
さて。
ここは写真でハイライト。
といった感じで何だかんだ楽しんだUSH。
できれば彼女と一緒に水に濡れたり、
大きいドーナツを半分こにしたりしたかったのですが、
それは次回の宿題にしたいと思います。