パワーを求めて訪れたパワースポット・シャスタ山。
残念ながらパワーを感じること能わず…。
来るまでにフライトの遅延で苦しんだのに!
空港から止まらざるを得なくなったホテルまでの徒歩が辛かったのに!
ホテルから空港までのタクシー料金がぼったくり価格だったのに!
なのに!なのに!何にも感じられないなんて!
と思わないではないのですが、
元々見えない何かを感じる方ではありません。
敢えて言うなら小学生の時に心霊写真の番組を見た後、
暗闇に何かいるんやろ?霊やろ?霊なんやろ?
みたいに感じてた気がするくらいですね。
まぁ、気がしてただけなんでしょうけど。
さて。
感受性0なのに来てしまったパワースポット。
それも初日に巡り終えたので後は消化試合です。
とは言えシャスタでは有名な滝スポットがあるので行かないわけにはいきません。
感受性がなくても滝には癒されますからね。
ということで早朝に出発してマクラウド・フォールズへ。
車で少し迷った挙句、車を下りてからの道のりも長く、
さらに風邪気味の体で急な崖を降りるというスポットでした。
苦労の末に撮った写真はこちら。
凄く癒される感じはするんですけど、
それなりに標高が高い上に早朝の水際。
寒いんです。とても寒い。めちゃ寒い。
なので癒されると同時に寒さで体力が削られます。
滝を前にして精神的回復と体力的ダメージのせめぎ合い。
疲れている上に風邪気味ですから、
もちろん体力のゲージがみるみる減っていきます。
ベガのサイコクラッシャーを食らったことのある方なら、
あの時の減り方を想像して頂くと良いかと思います。
そう、ゴリゴリ削られるあの感覚です。
癒されに来た滝の前でK.O.されてもたまらないので早々に退散。
そして次なるスポットは洞窟です。
洞窟の天井に空いた穴から差す光が良い感じのスポット。
けっこう距離が離れているのですが、
パワースポットでパワーをゲットができないことがわかった今、
やることがないのでしょうがありません。
途中にシャスタ山を裏側から眺め、
1時間ほど走ったところで到着。
暫く歩いて洞窟の中へ入ってついに光差スポットへ!
光差すとスポットをくっつけてみたんですけど、
全然上手い感じはない上に光景も期待していたほどではありません。
光はもっとスーと差しているかと思ったら、
思った以上にバァー!って差しています。
来るまで2時間近くかかっているのに…。
と、軽く落ち込んでから再び滝へ。
次なる滝はヘッジ・クリーク・フォールズです。
洞窟から車で走ること40分。
駐車場から軽く歩いて大好きな滝スポットへ。
あぁ…遠くから聞こえるこの滝の音…。
この1/f揺らぎがタマランち…。
と思って近くに来て見てみたら、
ちょっとショボい。
最近雨が降ってないのでしょうがないのですが、
どうしても勢いのない尿を連想してしまいます。
まぁ、尿を連想したところで、
癒され感は十分なので写真を撮りながら癒しタイム。
あぁ…リフレッシュ…。
やっぱ滝やね。
という結論に落ち着きましたが、
せっかくシャスタに来たので、
翌日、もう一度シャスタ山へ。
早朝のシャスタ山。
かなり冷え込んでいたの雪が積もっています。
道中の軽く雪が残る山道を冷や冷やしながら進み、
定番のパンサーメドウへ。
真っ白!ステキ!
そして前回は辿り着かなかった湧水ポイントへ。
ここはインディアンの儀式が行われる神聖な場所で、
水が湧く池も神聖なので触れてはいけません。
ちょっと川下のところで水を汲んで飲んでみると、
「オーマイ コ~ンブ!」
はい出ました。美味しい時に思わずでる決め台詞です。
※漫画「OH! MYコンブ」より
実は思わず出たわけではないですし、
こんな台詞が出るような類の美味さではないですし、
もちろんこんな台詞さえ出ていないんですけど、
水が美味しいと感じたのは事実。
パワーを感じられなかった残念さを帳消しにする美味さ?
かな?
もちろん寒いのでゆっくりする余裕はありませんでしたが、
白銀の世界と美味しい水で癒され感は十分。
もうやり残すことはない…と思ってたら、
肝心のカフェのことを書いていませんでした。
唯一、カフェらしいカフェの「Seven Suns Coffee & Cafe」に行っていましたね。
うっかり忘れるところでした。
と、いうわけで。
シャスタ山のポイントは以前に紹介した以下の3点でした。
①クリスタルガイザーの源泉
②世界中から力を求めて人々が集まるパワースポット
③地底人在住
今回の旅では①に関してのみ身をもって体感できました。
シャスタ山の湧水は美味い。
以上!