マラケシュの隠れ家スポットLe Jardin Secret~Dar Miraiの女将さんは命の恩人~

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水を飲んでも飲んでも足りないモロッコ。
汗が出まくっているのでデトックス著しい生活になっています。
なので罹る病気と言えば日射病くらいでしょうか。
それもシエスタがあれば問題なし。
しかしながら水もタダじゃないので、
節約しようと思って大きい5Lボトルを買いました。
旅先では必ず2Lボトルを買って水の節約には勤しんでいたんですけど、
ここモロッコは水の減りが尋常じゃないので5Lにしました。
5Lの水を持って歩く道のりで日射病で死にそうになったんですけど、
ギリギリ死なずに宿に辿り着くことができました。
ほんと太陽危ない。

さて。
今日も同じような一日です。
庭園→シエスタ→晩ご飯。
こんな説明でも入れないと、
読んで頂いている方々が

「すわ、デジャヴか?!」

なんて反応されるでしょうからね。
デジャヴではありません。
ライフスタイルです。

というわけで、今日の庭園は「Le Jardin Seacret
たまたま通りがかりに見つけた新しいスポット。
物価の高いモロッコにあって入場料は500円くらい。
マジョレル庭園に比べると若干安いとは言え、
完全に観光客向けの値段設定です。
それでも庭園好きの血が騒いでしょうがないので、
なけなしの50ディルハムを握りしめて秘密の花園へ。

入場するとさっそく案内したそうなスタッフが近寄ってきたので、
カフェに行くから!と言って払いのけます。
スタッフだからお金は必要ないよ、
なんてことを言っていましたが信用しません。
モロッコ人にはタジン鍋を5倍の値段で売ろうとした前科があります。
売り言葉に買い言葉ではないですが、
カフェに行くと言ってしまったので、そのままカフェへ行くことに。
コーヒーを頼むべきところなんでしょうけど、
喉が渇いて死にそうだったのでオレンジジュースを注文。
ちなみに「死にそう」という比喩はあながち嘘でもないのがモロッコの怖いところ。

庭を眺めながら、携帯をポチポチいじりつつ、
もの凄くまったり幸せな時間が流れていきます。
庭を作りたい。作りたいったら、作りたい。
そんなことを考えていたら、
遠くから忍び寄る、さっきのスタッフ。
ガイドしたくてしょうがない様子。
今回も軽くいなして引き続きまったりした後、
園内を散歩しつつ写真撮影。

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↑のベンチがフカフカしていて感動したんですけど、
ここに腰かけて休んでいると干乾びること請け合いです。
直射日光直撃ですからね。
死にそうになったら大声で

「Orange Juice!」

とさえ叫べば死なずに済むのですが、
命を賭けてベンチで休むほど酔狂ではないので写真だけ撮って通り過ぎます。
写真撮影をしていると、またしても彼が近づいてきて、
写真を撮ってあげると声をかけてきました。
また来たか!と迎撃態勢になったのですが、
世間話を始めてきました。
日本に行きたいとか、宗教の話とか。
途中からちょっとガイドっぽくなってきたので構えていたら、

「向こうでムービーの解説が見られるからどうだ?」

はい!来ました!さすがにチップ発生案件。
ちなみにガイドは別料金が設定されているので、
誘いに乗ってタダのサービスでした、という可能性は低いでしょう。
例えそうだとしても興味がありません。
今は一刻も早くシエスタがしたいのです。
お断りすると”かなり”がっかりした様子だったので確実にチップ案件だったと思われます。
もし、そうでなかったら疑ってゴメンね案件なんですけど、
そんなこと気にしている場合じゃない。
早く寝たい。

というわけで宿へ戻り日課のシエスタ。
がっつり夕方まで寝たところで、
次の旅の準備をしたり、ブログを書いたり。
そして今夜は最後の夜。
再びフナ広場へ。
相変わらずスゴイ客引き。
腕を掴んで止める人とかもいるので、
ゆっくり屋台を見ることもできません。
とりあえずオレンジジュースを飲んで、
名物のカタツムリを試します。

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エスカルゴとの違いは知らないのですが、
少なくとも今まで食べてきたエスカルゴとは目が合ったことはありません。
しかし、ここのカタツムリは見てまきます。

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捕食される相手を眼に焼き付けようとしてきます。
そして、その二つの鋭い眼に見据えられると動けなくなります。
死して尚、天敵を威嚇するカタツムリ。
その心意気や天晴!
という心の小芝居を繰り広げた後ペロリと頂きました。
小芝居とは言えノンフィクションですので、
本当に食べる手を止めてしまいます。
全部が全部見てくるわけではないので、
なおさらたまに見つめてくる奴があらわれてフリーズ。
ほんと大人しく殻に入っていて頂きたい。
味はエスニックなサザエの磯焼きです。
悪くない。ですが積極的に食べるのはこれが最後でしょう。

次はスープのハリラ。
これも屋台ではいくつか専門店があるメジャーな食べ物。
適当に座って注文。
1杯3ディラハム。30円くらい。
直ぐに提供されます。

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5ディラハム払って食べ始めたのですが、
お釣りが払われる気配がありません。
催促しても対応せず。
頃合いを見計らってもう一度言おうと思ったら、
対応した店員がいつの間にか消えた上に戻ってこない。
これもモロッコスタイルか。
20円で目くじら立てるなよ、小せぇな!
という声が聞こえてきますが、金額の問題ではありません。
モロッコ人よ、人の道を外れるな、という話なんです。
ついでにスペイン人もな。スリすんな。真っ当な職に就け。

真面目な話。
タイでも感じたのですが、
観光客への対応を政府は教育すべきでは?と常々思っています。
教育されなくても気付いて欲しいところではありますが…。
お金を持っている者から取るのは良いとして、
その取りかたがエレガントじゃないので嫌な思いをするんですよね。
それで観光客が減ったら将来的に大きな損失に繋がります。
スリをされても、つり銭を奪われても行く人は行くと思うんですけど、
治安が悪いから他の国を選ぶ人もいますからね。
外国人への対応に関しては五輪を控えた日本にも当てはまります。
政府でも地方自治体でも、企業でも民間人でも、
何かしらの準備を、今始めることが大切な気がしています。

さて。
スープのお釣りは諦めました。
20円くらいで目くじら立てるほど小さい人間ではありませんので。
ジュースの足しにでもしてくれや、あばよ!
といった感じで店を離れたところで胃の調子悪くなってきました。
怪しいのはオレンジジュースの衛生面かカタツムリの呪いか。
いずれ、もう食事ができる感じはしないので退散。
本当に調子が悪くって、翌日も不調です。
どうやら軽い食あたりらしく、力も入らない。
それでも力を振り絞ってフライトまでの時間を観光します。
向かったのは「バヒア宮殿

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デザインが可愛くてゆっくり見たいところですが、
如何せん歩くのも辛いのでサラっと流します。
写真もサラっと流します。

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一応、一通り見終わったのでモロッコ最後のカフェ巡りへ。
行く予定だった店が閉まっていたので道すがら適当なカフェを探します。
何だって構やしないんですよ。
ジュースさえ飲めればそれで良い。
胃袋が固形物を受け付けようとしないですし、
暑くて水分が不足していますから。
ジュースがあることだけ確認して入ったカフェは「La Cantine Des gazelles
オレンジとりんごのミックスジュースを注文します。

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瞬く間に飲み干してしまったので、
間髪入れずにジュースおかわり。
2杯目はキウイジュース。
今までで一番心のこもった、

「あぁ~!生き返った~!」

が心の中でこだまします。
生き返ったと言っても元々がそんなに生き生きしてなかったですから、
這う這うの体で宿まで戻ります。
歩いている間に体力を奪われて、
また死にかけていたところに女将さんの粋な計らいでお粥を頂きました。
体に優しい梅干し入りお粥。
身にも心にも染み渡るお粥。
そしてさっきより心のこもった、

「あぁ~!生き返った~!」

が心の中でこだまして以外にあっさり記録更新。
そして女将さんには足を向けて寝られません。
ぜひマラケシュへお越しの際のツアーは「Hikali Safari」へお願いします。

さて。
何度も死にかけたモロッコ最終日。
お粥パワーを振り絞ってバス停まで歩きます。
苦手と感じたモロッコ。
ちょっとましになったモロッコ。
ち〇こ!ち〇こ!とうるさいモロッコ。
それでも、また来たいと感じさせる魅惑のモロッコ。
ほな、またモロッコ。

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著者プロフィール


世界300軒の人気カフェを巡り、珈琲と食と世界を変える飲食店プロデューサーの卵
世界のカフェライター イマオカシ
1980年奈良県生まれ 35歳
大阪大学大学院修了後、10年勤務した製薬会社を退職。
2016年1月より1年かけて世界の300軒を超えるカフェを巡る世界一周を計画。
大学時代に研究した「脳と味覚」と、営業で培ったコミュニケーションスキルを活かし、世界の珈琲や超健康になる食の情報や人生を楽しむためのコツを発信する。
帰国後はスーパーフードで超健康になる食をテーマに、癒しの空間をプロデュースする飲食プロデューサー兼カフェ経営者を目指している。
モットーは「仲間を豊かに」「食で世界を変える」「おもろいことを仕事にする」である。
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