パトラーッシュ!
ネーロー!
マルコー!
アメデオー!
お母さ~ん!ご飯まだ~?
はい。
カフェを訪ねて三万里を旅する家事手伝いやっています今岡と申します。
家事分担はコーヒー担当です。
元会社の同期がどんどん出世する中、
会社を辞めて親の脛を上手いこと齧りながら旅しています。
さて。
ついついフランダースの犬から母を訪ねて三千里にシフトして、
何故か自虐自己紹介をしてしまいました。
すみません。
これから本題に入ります。
本題に入る前に確認しておきますと、
本気で脛を齧って色んな費用を立て替えてもらっています。
帰国する頃には自分の預金は確実に0になっているので、
立て替えて貰っている分の返済生活が始まるのです。
出世払いね♪で押し通す予定(笑)
ではあるのですがどこまで通用するか…。
親としては会社に勤め続けて孫の顔を…、
というのが理想でしたでしょうからね。
現実は帰国後36歳になって親に借金をしている家事手伝いですから。
再就職の当てもなく、資格もなければ手に職もない。
良いとこのないない尽くしや~♪
まぁ帰ってからは美味しいコーヒーを淹れて誤魔化すとします!
さてさて。
気合いを入れて脛を齧り続ける宣言をしたところで、
本題に入りたいと思います。
そう、フランダースの犬ですね。
無駄な前置きをしてしまったのでサクサク進めます。
先ずは朝イチで小僧に挨拶。
完全に僕より良い服着てますわ。
そして朝ごはんは2度目の惣菜ワッフル。
サーモンとポーチドエッグが乗っていますが、
ワッフルに乗っける必要はないと思います。
チャチャッと朝ごはんを済ませて、
ブリュッセルからアントワープに移動。
ゴージャスなアントワープ駅。
雨が降る中、教会が開くまで散歩していると、
ド変態の像に出くわしました。
小便小僧に加えて裸マントのド変態像。
ふむふむ。ベルギーのことが何となくわかってきましたよ。
鋭いプロファイリングはさて置き。
ネロとパトラッシュが召されるアントワープ聖母大聖堂に行ってきました。
ババ~ン!
ドド~ン!
ジャジャ~ン!
ってなもんですわ。
聖母被昇天の絵画の前ではウッカリ召されそうになったんですけど、
「親に孫の顔を見せていないのに召されるわけにはいかない!」
と、寸でのところで踏みとどまりました。
親向けのセリフを書いてみたんですけど、
親は読んでいないので不毛な一文でしたね。
ちなみにブログを親に読まれると、さっさと帰って借金返せとドヤされそうな気がします。
ブログの存在は内密に願います。
さて。
教会を十分楽しんだところで帰ることに。
外には日本人向けの石碑がありました。
どうやらフランダースの犬は外国人にとってはマイナーな話らしく、
現地の人もあんまり知らないとのこと。
物語の作者はイギリス人だからしょうがないですね。
アニメ放送開始後から日本人が押し寄せたらしいのですが、
もちろん現地の人はWHY?なぜに?状態だったみたいです。
ちなみに教会は入場料が取られます。
寄付ちゃうんかい?!
と思っちゃうんですけど教会の中は美術館みたいになっているので納得。
絵画以外にもこんな像があったり。
別アングルからもう一丁!
ルーベンス以外の絵画も沢山飾られていて見ごたえたっぷり。
フランダースの犬の世界にも浸れるので、
日本人として生まれてお得感ありです。
さて。
ブリュッセルに戻って晩ご飯。
フィッシュ&チップスの専門店「Bia Mara」へ。
TripAdvisorの評価が高かったので期待していたのですが、
期待通りの美味しさでビックリ。
イギリスのせいでフィッシュ&チップスのイメージは最低だったのですが、
見事にイメージ急上昇。
なかなかどうしてグルメのレベルが高い…。
ポテンシャル高いぞブリュッセル…。
というわけで。
移動の日の朝は前日に存在を知った小便少女を見に行きます。
やっぱりベルギーはドがいくつあっても足りないくらいの変態ですわ。
女の子に座りションさせるなんてゲスの極み。
しかも、かなりモロ。
高等な撮影技術で大切な部分を隠すことに成功しましたが、
生で見るともちろん丸見え。
本当にベルギー人は何を考えているのやら…。
とは言え。
グルメに関しては言うことなし。
そして再び「Maison Dandoy」へ。
今度はチェリーのコンポート。
個人的にはいちごの方が好きですが、これはこれで美味。
最後に良い感じに〆られて大満喫のブリュッセル。
アムステルダムに続き良い感じの流れ。
この流れが何時までも続けばいいのだけれど…、
と少し不安になりながらブリュッセルを後にしました。
では、また次の国で!