「とりあえず生!」
と威勢よくビールを頼んだのは良いんですが、
アテに頼んだソーセージが思っていたものと違いました。
ドイツではカフェは置いといてビールとソーセージだ!
とワクワクしながら到着早々に一番有名なホフブロイハウスに来たらこれですわ。
カニカマ的なフェイク感満載のソーセージを食べながら涙が零れました。
というわけでミュンヘンです。
初日にビールとソーセージに興味をなくしたので、
粛々とカフェを巡ることに致します。
翌日。
腹が減っては戦はできぬ。
ということで先ずは腹ごしらえから。
ミュンヘンの台所、と言われているかどうか知りませんが、
多分ミュンヘンの台所ヴィクトアリエン市場へ向かいます。
健康的にフレッシュフルーツジュースをガッと流し込み、
ぶらぶら散歩。
市場は野菜からチーズからワインまで様々なラインナップ。
見ているだけでテンションが上がります。
食べる所も沢山あるので見ながら食べながら、ゆっくり過ごすことができます。
一通り見て回ったのでドイツの伝統に倣って朝ビールです。
郷に入っては郷に従ってみたんですけど、
プレッツェルの塩味が効いていてビールが進みます。
ソーセージは普通でした。
岩手県の紫波フルーツパークで手作りしたソーセージの方が美味しかったです。
ちなみにミュンヘンの皆さん、朝からビール普通に飲んでました。
おばちゃんも普通に飲んでました。
さて。
千鳥足でお洒落を絵に描いたようなカフェAROMA KAFFEEBARへ。
普通にお洒落な内装なだけでなく、
お洒落感をさらに演出するお洒落オブジェまで。
芸術的なことは何となくわかります。
さらにはメニューの名前がHOT HOT SALADにSEXY SALAD。
何だかお洒落。
石もお洒落。
極め付きにはキッチンスポンジまでお洒落。
お洒落過ぎて商品にまでなっています。
他にもお洒落どころが満載だったんですけど、
お腹いっぱいなので、このくらいに。
その次はGötterspeise Chocolaterie & Cafe。
何て読んでいいかわかりません。
チョコ推しというのはわかります。
というわけでチョコを2個。
1個50セントなのでチロルチョコの約3倍です。
高級!
そして次はバウムクーヘンで有名なCafé Kreutzkamm。
切れ端!
味は…CLUB HARIEかねんりん家の方が美味しい。
何となく…いや、はっきりと、とっっっくの昔から気付いてたんですけど、
日本の食べ物が美味しすぎるんですよね。
何でも頑張って美味しくしちゃう日本人。
嬉しいことなんですけど、旅を長くしていると悲しくもなります。
たまには世界すげぇぇぇ!ってテンションになりたいんですけど…。
そんなテンションで次の店Cafe Luitpoldへ。
ショーケースで目立っていたチェリーケーキを選びました。
「うめぇぇぇ!やべぇぇぇ!ドイツすげぇぇぇ!」
思わず叫びたい気持ちを抑えます。
「ヘタに金粉付いてるぅぅぅ!やっべぇぇぇ!ドイツすげぇぇぇ」
とまぁ、味やら趣向やらが凄く良い感じだったのは良いとして、
風が強くて写真を撮るのに一苦労。
紙ナプキンに印字されているロゴを入れて撮りたかったんですけど、
何だかバッチぃくなってしまったので、
泣く泣く紙ナプキンなしで撮影しました。
紙ナプキンのせいでケチがついたものの、
概ね満足度の高いカフェ巡りDayでございました。