フランスから一駅乗り継いで3時間。
長閑な町Reuillyにやってまいりました。
友人夫婦が営むオーベルジュへの訪問が目的です。
元々はよく通っていた盛岡のビストロBon Courageのオーナー夫婦。
カウンターでフランスに移住する話を聞いた頃から訪れようと思っていたので、
Reuillyへの訪問は、この旅の目的の一つでもあります。
駅着いたのが18時頃。
迎えに来てもらって、さっそくお宅訪問です。
ご相伴に預かることになったのですが、料理が凄い!
ムール貝!
豚!
食べるのに夢中になっていたので、
写真が残っていないのですが、
美味しいワインと地ビールも最高でした。
その他の料理では旬のナスが甘くて感動。
自家製ポン酢も美味くて感動。
食事と会話を楽しみながらの最高のディナー。
「思えば遠くに来たもんだなぁ…」
と、再開した場所とお互いの境遇に感じ入ります。
お腹も心も満たされて、運動がてら飼い犬の散歩で腹ごなし。
一面に広がるブドウ畑が夕日に照らされて見とれてしまいます。
お腹はこなしきれてないんですけど、
玉子ご飯の準備があるというので頂きます。
懐かしの玉子ご飯。
うまい。
フランスで作られている醤油もイタリア米も違和感がありません。
日本と同じ味。
最高の〆。
この後はベトナムで買った豆でコーヒーを淹れて、
手土産のチョコと一緒に頂きました。
最高の〆の後の、これまた最高の〆。〆&〆。
そして翌日は隣町のスーパーへ買い出しに付いて行ったり、
まったりしたり、犬の散歩をしたりと長閑な一日を過ごしました。
そして夜はレストランでコース料理を堪能。
詳しい説明は覚えてない上に、
写真の色温度の設定がガバガバでしたが紹介します。
ニンジンの冷静スープ。
ビーツとフォアグラの自家製テリーヌ。
タラのソテー。
鴨のステーキ。
ワインのゼリー。
チーズのソルベとイチゴのジュース。
プチシュークリームとエスプレッソ。
ちなみにデザートは3種類から選べるんですけど、
そのうち2つが魅力的過ぎて選べずに両方頼んでしまいました。
頼んで大正解の美味しさだったんですけど、
別腹も満腹で動けないくらいに。
元々小食なので、食事中も
「お腹いっぱいになっていないですか?」
と気にかけて頂く懐かしいやり取りもあり、
盛岡に住んでいた頃を思い出したりしておセンチに。
時間はあっという間に過ぎて日付も変わる頃、
犬の散歩に出かけた時、見上げると満点の星空。
その後は軽く飲んで、就寝。
翌朝は荷造りをしてから、ホテルの庭でオーナーと飲食店談義。
職人気質のオーナーの話をフムフムと頷きながら聞いていると出発の時間に。
と、簡潔にまとめましたが、
何かと濃厚な時間を過ごした二日間。
来て良かったなぁ…と電車に揺られながらシミジミ。
そして次の目的地のLyonを目指して乗り換え。
その乗り換えた電車が混雑していて、
小学生の予約席ゾーンに放り込まれました。
10歳くらいでしょうか。
可愛らしい女の子3人に囲まれて旅する家事手伝い35歳。
座れるだけマシなんですけど、ずっとこちらを見てヒソヒソ話してます。
暫くしてフランス語で話かけられたんですけど、
もちろん話せないので英語でゴメリンコと伝えます。
それからも、うたた寝してるのを見てヒソヒソ。
寝ている間、膝に抱えていた鞄に当たっていた部分の顔の筋を見てヒソヒソ。
そういう生き物だとは理解していながらも、何とも落ち着かない時間を過ごします。
途中で降りてくれてからは快適な旅が再び始まり、無事に到着。
と、言うわけで。
次回はLyonからのお話。
ではでは!