カフェ巡りも大事なんですけど、パリの観光も忘れてはいけません。
とりあえず行けるとこ行っとけ!
ということで、パリ二日目はヴェルサイユ宮殿へ。
その前に、前日断念したノートルダム大聖堂。
さくっと見て回って、急いで電車に飛び乗ります。
宮殿までは駅から暫く歩くのですが街並みがステキ。
パリもそうですが、緑が豊かで癒されます。
そしてヴェルサイユ宮殿に到着。
したのは良いのですが、行列が凄い。
長蛇とはまさにこのことか!という列。
自由なお子様は列から列から飛び出て、
鳩を追い回したりしています。
とりあえず現実逃避でカフェを探しに探検です。
宮殿敷地内に何だかゴージャスそうな名前のカフェがあったので、
一路カフェへ現実逃避をしに向かいます。
どんな豪奢な空間が待ち受けてるいるのかしら?
とワクワクして向かったら、
何ということはないコンビニみたいなカフェでした。
カウンターの写真を撮るの忘れてしまい、
残念さ加減を伝えることができないのが残念でなりません。
が、これで残念さの一部は伝わるでしょう。
食べた場所も宮殿の’き’の時もない部屋でした。
無念。
さて。
現実逃避をしても現実は変わりません。
先ほどよりも長い長蛇の列に泣く泣く並び始めました。
追い打ちで雨も降り始めた中、2時間程待ったでしょうか。
ようやく入口に到着。
他の観光客が音声案内の機械を手に取る中、
僕は早歩きで宮殿内を見て回ります。
煌びやかな。
宮殿内を。
とにかく、さくさく巡ります。
そして再びパリへ。
行列、カフェと呼ぶに値しないカフェ、往復の電車。
これだけで5時間くらいかけているのに見て回った時間は1時間未満でした。
効率的に回れなかった分、パリで挽回しなければいけません。
ミュージアムパスの元を取らなければ死んでも死にきれない。
絵画に凄く興味があるわけではないのですが、
元を取ることに関しての熱いパッションは誰にも負けません。
というわけでオルセー美術館へ。
ここでも長蛇の列だったんですけど、
パスがあったので別枠でサクっと入館。
そして花より団子、絵画よりコーヒー。
先ずは一目散にカフェへ。
先ほどのヴェルサイユ宮殿の悪夢が蘇りましたが、
着いてみると期待を上回るゴージャスなカフェが。
「Oh my gosh…」
マルタで磨いた英語力を発揮して思わず口走ってしまいました。
もうゴッホもゴーギャンもどうでもいいや、という気持ちにもなりかけましたが、
ミュージアムパスの元を取るには一応有名な絵画くらいは見ないとね、
ということで。
ゴッホ。
ゴーギャン。
山下清?
あと、気に入ったのが椅子。
めちゃ欲しい。
あとバレエの絵ばっかり描いている人の作品とか、
映画の風立ちぬに出てきそうな日傘持ってる女性の絵とか、
色々見どころはありました。
お腹はゴージャスなカフェで満たされ、
心はミュージアムパスを使ったことで満たされ、
心身ともに大満足。
帰りにマカロンを楽しんで、パリの観光2日目は終了。
それでも未だ味わい尽くし足りないパリ。
まだまだパリの観光は続きます。