治安の良いイスタンブール~でも、ぼったくりバーの誘いは日常茶飯事~

【はじめに】

イスタンブールはエキゾチックで、
食べ物も美味しくて、眺めも良くて最高だ!

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という良い思いでのままで帰国するには、
ぼったくりバーに対する予備知識は必要です。
男性が夜に一人で出歩いていると、
キャッチのお兄さんが目を光らせているので大変危険。
色んな導入があるんですけど、
僕が経験した3件の事例は基本パターンは同じでした。
以下に順を追って手口を紹介していきます。

①声かけ

先ずは声をかけてくるのですが、
普通に、

「何処から来たんだ?東京?大阪?」

みたいなパターンとか、

「グランバザールは何時までやってるか知ってるか?」
「みんな盛り上がっているのは何だ?お祭りか?
 ラマダーンだから日没後で賑わっているのか?」

みたいな旅行客を装うパターンとか。
先ずは呼び止めるとか、一緒の方向に歩くとか、
そこからがキャッチのスタートになります。

②自己紹介

たいていは違う国からの旅行者を名乗って、
イスタンブールには数日居るんだ、という体です。
僕が声かけされたのはカタール、ブラジルとイタリアからの二人組、スペインでした。
なので①で紹介したように、
イスタンブールには詳しくないトーク事例を使ってきます。
お互いが知らない土地だと気を許してしまう。
そんな心理を利用した設定のようです。
海外からの観光客であることを信じさせるために、
カタール人(仮)とブラジル人(仮)はホテルの名前を教えてきました。
ご丁寧にホテルのカードキー(仮)を示す念の入りようです。

②警戒を解くためのトーク

基本的に日本に暫く住んでいたとか、
旅行に行ったことがあるとか、日本人の彼女がいるとか、
日本に縁があることをアピールしてきます。
僕が大阪の近くから来たと聞くと、

「道頓堀、アメリカ村に観光に行ったぞ」
「京都にも行ったわ、奈良も知っている」

というローカルネタを仕込んできます。
多分、東京なら東京の地名を使うと思われます。

「鹿島建設で働いていたんだ」

ということも吹聴していましたが、
その時は最初の声かけだったので、
うっかり信用してしまいました。
いや、本当かもしれないんですけど。
そして二人組の時は、記念撮影まで頼んでくる念の入れようでした。
その上コーラまで奢ってくれたりするもんだから、
何だか楽しくなってきます。
恐るべきテクニック。
純真な僕は簡単に騙されていました。

③飲み屋への誘い

ある程度、場が温まってくると、

「フェスティバルやっているらしいな」

みたいな感じで満を持して餌を投げてきます。
ここで断ったら、

「何でだ?お前はゲイなのか?」

みたいな感じで軽く挑発めいたことも言ってきます。

「1時間くらい軽く飲むだけじゃないか」

と、軽いノリで行こうぜ!感を出して誘ってきます。
何回か同じやりとりをして、
それでも断ると諦めてくれるのですが、
誘いに乗ってしまうと面倒な流れになってくるようです。

④ぼったくりバーへ

僕はビビって誘いに乗らなかったので、ここからは体験していないのですが、
連れていかれるバーはコンパニオンが付く店のようです。
先ずは二人で乾杯してから二人組の女性が現れ、
店員が彼女達の飲み物も伺ってきます。
暫くお店で過ごした後に帰る流れになると、
法外な値段をふっかけてくるという算段です。
払った後に警察に訴えて支払額の一部が戻ってきた人も居るらしいですが、
基本的には泣き寝入り。

【まとめ】

このように言葉巧みに観光客をカモにする人たちが沢山居るのが実情です。
昼は昼で絨毯屋さんが言葉巧みに商品を買わせようとしてきますし、
騙されないような心構えが必須でしょう。
イスタンブールは夜中に歩いていても特に危険な感じはなく、
基本的に治安は保たれている素晴らしい観光地です。
だからこそ楽しく過ごすためにも、
“声をかけてくる人”には用心が必要であると感じた次第です。

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